数々のヴィンテージアロハシャツを甦らせるブランド「サンサーフ」の2024年モデル"WHITE EGRET"です。
サンサーフのアロハシャツは、所有する膨大なヴィンテージアロハのコレクションを分析することで、生地や縫製など、完成するまでの技法や工程に拘った物作りに共感を得ている一着となっています。
"WHITE EGRET"
本作は、時期により集団で生活する習性を持つことで知られる鳥、シラサギをモチーフとしたオリエンタル・デザイン(和柄)となっていて、当時、イサムタカブキが京都で立ち上げた染工場「アロハ貿易」でプリントし、カイマナ・ハワイアン・スタイルとしてアメリカ本土で展開していた物が復刻された物。
頭部に冠羽を携えたシラサギが一斉に飛び立つ様子が幻想的なタッチで描かれており、その鳥たちの身体を縁取るようにグラデーションをかけることで、よりモチーフが強調されています。
このプリントはオーバープリントという手法により手掛けられており、当作品のように色数を多く必要とする繊細・写実的な絵柄向きであるのが特徴です。